結婚・・? なにそれ、美味しいの?
週に5日はスーツを着ているような年齢になると、近況報告みたいな感じで開かれる飲み会で話される内容のなかに『結婚』というワードが頻繁に出てくるようになってきました。そんな時、ぼくはカメムシのこんがり焼きを舌の上で転がしているような、ほろ苦い表情をしています。
こんな話を飲み会でする時、
「就職活動」というハードルを越えた途端に、次は「結婚」というハードルが待ち構えているという・・・そんなイメージを持ってしまいます。
ぼくの場合、「就職活動」のハードルを超えるのに(というかハードルを倒して押し通る)、体力を使い果たしてしまっているので、「結婚」のハードルを越える気力は残っておりません。
・・・っていうか、結婚する気ないしね!
・・・できないし・・・
いや、この記事を書いたのは、なんでみんな結婚に魅力を感じてしまうのか疑問に感じて仕方がない訳でありまして、もうほとんど、ぼくの愚痴みたいなものです。別に結婚したいと思う価値観を否定しているわけではないですし、比翼連理の仲を結びたいと願うことだってあります。まあ、でも、結婚はしたくないですね・・・
ぼくの戯言に付き合ってくれる優しい人は、下にスクロールしていただけると幸いです。
結婚したくない理由
結婚したくないってのと、結婚できないってのを混合してはダメだと思うんですよ。僻みっぽくもなりますし・・・いや、なぜって・・・後で説明します・・・
という訳で、結婚したくない理由から・・・理由はただ1つ。
ずばり・・・
結婚したからといって幸せになる訳ではないから・・・です。
もちろん、幸せな結婚もあると思いますし、そういった結婚生活を否定する気はないです。
それでも時には、特にロマンチックな恋愛からの結婚という場合には、結婚する前は「この人と結婚したら幸せになれる!!」といかに確信をもっていても、結婚してみたら「こんなどうしようもないやつだったなんて・・・騙された!」なんて話もよくある話です。ぼくの身の回りでは、ひと騒動起きて裁判沙汰にまでなっているので、結婚怖い・・・とさえ思います。
結婚なんてものは一つの博打だと思いますよ。好きな相手であれば盲目にもなるし、相手がうまく騙していることだって往々にしてあるんですから・・・
結婚がある種の契約みたいなものだと割り切って、冷静に自分と相性が良い相手かどうかを確かめてから、二人で婚姻届けを提出しにいく。こういう形もあるでしょう。
ぼくは屁理屈屋なので、こういう時の男性の結婚する目的を細かく分析してしまうのですが、おそらく ①一人はさみしい②子どもが欲しい③家事を妻にやってほしい が基本となってくると思います。
結婚をしたくないとわざわざ公言しているので、どうせなら、上に挙げた結婚する目的も徹底的に否定しておきましょう。
①一人はさみしい ⇒ そもそも赤の他人と暮らしたくない
②子どもが欲しい ⇒ 子ども嫌い
③家事を妻にやってほしい ⇒ 家事代行サービスに頼めば?
なんか、ムキになってない?大丈夫?頭とか?
って思われるかも知れないですけど、理屈を持ち出す以前に結婚願望が0なので仕方がないことなのです。
結婚できない理由
えーと・・・
ここからは単純にぼくが、どうしようもないアホだというでありまして・・・
単純に、赤の他人と生活できるほど、協調性があるわけじゃなし・・・
人に合わせるなら、全部自分でやるよ・・・というような・・・
・・・あと、決定的な理由があります。ぼくが結婚できないと結論づけるに足る理由が・・・
前提として、ぼくは中高一貫校の男子校に通っていたわけでありまして・・・
大学入った時も、異性を見て、なんか宇宙人いるぞ・・・みたいな感想を持つレベルで拗らせていたわけで・・・こう・・・ね・・・
最初から、他の人と比べればブランクがあるのは否めないかなあ・・と。
いや、言い訳はやめておきましょう。
ありていにいえば、ぼくが魔法使い見習いということであるということです。
・・・なんだ、その目は・・・おい、こら・・・。言いたいことがあるなら何か言えよ・・・魔法使うぞコラ・・・こちとら、あと7年経てば魔法使いだぞ・・・
覚えておけよ・・・
はい・・・そんな奴、結婚する実感が湧かなくて当然です。結婚に至るまで、あといくつものステップがあるのでしょうか?気が遠くなりますねえ・・・
・・・結局、話の辿りつく先は自分の情けない話なのでした。